コロナ禍の台湾ワーホリは最善の方法か?

台湾ワーホリ

こんにちは、apu(@apuintaiwan)です。

成功大學の華語中心での2学期目が終了し、約半年間の学校生活が終了しました。華語中心での授業の様子などはまた近いうちに書くとして、今回はこの半年間で感じた、「コロナ禍の台湾ワーホリは果たして正解だったのか??」ということについて、私なりに感じたことを書いてみたいと思います。

3月で台湾鎖国が解除、再びワーホリが可能に

2021年2月24日付けの「中央流行疫情指揮中心」の発表で、3月1日より外国人の入国も再び条件付きで可能となりました。

「鎖國」結束 陳時中:3月1日起恢復外國人入境及轉機 | 聯合新聞網:最懂你的新聞網站
中央流行疫情指揮中心指揮官陳時中今日表示,考量國際新冠肺炎疫情、國內防疫量能,及商務經貿交流等需求,自今(2021)年3...

中央流行疫情指揮中心指揮官陳時中今日表示,考量國際新冠肺炎疫情、國內防疫量能,及商務經貿交流等需求,自今(2021)年3月1日零時起(啟程地時間),恢復非本國籍人士入境條件及桃園機場轉機作業,但需要維持出示三日內陰性證明,且防疫旅宿或1人1戶居家檢疫。

中央流行疫情指揮中心の指揮官である陳時中は本日、新型コロナウィルスの国際的な感染状況、国内の防疫措置能力、およびビジネス交易の需要を考慮し、邦人以外の入国条件並びに桃園空港でのトランジットについて制限を緩和することを発表した。しかしながら、依然として入国日からさかのぼって3営業日以内の検査によるPCR検査陰性証明書の提示、並びに防疫旅館での1人1部屋での隔離措置を求めることとしている。

陳時中說,3月1日起非本國籍人士須符合下列條件,始得入境。持有效居留證非本國籍人士(含外籍、港澳及大陸人士)均得入境;無居留證外籍人士,除觀光、一般社會訪問以外,得向外交部駐外館處申請特別入境許可。

居留証を持たない外国人に関して、観光、一般社会訪問を除き、大使館またはそれに相当する機関にて特別入国許可を申請することができる。

ワーホリビザでは居留証が発給されないのでこれが該当します。では、ここでの一般社会訪問とは何を指すのでしょうか?「台北駐大阪経済文化弁事処」のサイトにこのように記載されていました。

一般社会訪問とは・・・特定の受入機関や親族が台湾にない訪台
例) 友人訪問 / 結婚式参加 / スポーツ試合観戦 / コンサート鑑賞等 / 季節の慶祝・文化活動

また、「台北駐大阪経済文化弁事処」でも正式に「2021年3月1日以降のワーキングホリデー申請」について申請可能と発表がされましたね(2021/2/26)。これには、数か月間ワーキングホリデーへの準備が滞っていた方々も安心されたのではないでしょうか?

ワーホリを検討されている方は要注意

さて、せっかくワーキングホリデービザでの入国が復活したところに水を差すつもりはないのですが、これまで半年間台湾で生活してみたからこそ感じた、「ワーホリだからこその苦難」をお話ししたいと思います。

それはずばり、「就労ビザが下りない」ということです。台湾ではワーキングホリデービザで就労することが認められていますが、それはあくまでも台湾でビザ有効期間中の生活の足しにするためのアルバイトが認められているに過ぎないという説明がなされています。

Q:請問度假打工究竟是什麼樣的措施? 
A:所謂度假打工,係兩國之間相互為提供對方青少年瞭解另一方之文化及體驗其生活方式,同意其在自己國家內進行一定期間之度假活動,同時准其藉由打工方式,以補足生活經費之一種措施。
(簡約:一定期間の余暇活動、またアルバイトでの収入を生活費の足しにすることが認められている)

台湾外交部領事事務局HP内の、日籍人士申請來台度假打工簽證Q&Aより引用)

つまり、ワーホリビザで入国して仕事を見つけてバリバリ働くぞ!と考えている方にとっては、制度的に不適切なのです。

台湾でのワーホリビザから就労ビザの切り替えはできる?

では、とりあえずワーホリビザで台湾に入国し、そのあとにゆっくり仕事を探して就労ビザに現地で切り替えればいいのでは??と思われる方(自分もでしたが)もいるかと思います。

結論から言うと、「ルール上不可能」とのことです。

まず、法律上は日本人の台湾国内でのワーホリビザから就労ビザへの切り替えはできません。これは台湾、日本の2国間での取り決めによるものだそうです。こちらのサイトの「台湾人が日本でのワーホリビザ⇒就労ビザの切り替えが拒否された事例」を見るに、近年両国で改めて取り締まりが強化されているのではと推測できます。

では、ルール上不可能ということは、何か抜け道があるのでしょうか??これに関して、某日系人材派遣会社のスタッフの方から伺った話でありますが、採用する台湾の会社が労働局にお金を積む(賄賂?)と現地での切り替えも可能と聞いたことがあります。

しかしながら、わざわざ違法な手段を使ってまで採用したいほどの人材か、上記の切り替え拒否事例が2019年と直近の出来事であることなどを考慮すると、このパターンを期待するのは意味がないと言えます。(そもそも違法なことを期待すること自体ダメですが、、、)。

これから台湾にワーホリビザで入国して長期間働きたいと考えている方は、今一度本当にワーホリビザで入国すべきかを考えたほうがいいかもしれません。もちろん、台湾での生活が自分に合うかわからないからまずはワーホリビザで、という考えもアリだと思います。

台湾教育省の奨学金の応募要件も変更に

今年の1月末に、一部の方にとっては非常にショックなニュースがありました。それが台湾の教育省が日本人向けに給付している奨学金の応募条件です。

この奨学金は台湾国内の大学や大学院への進学する方向けの教育省台湾奨学金と、華語中心で中国語を勉強したい方向けの教育省華語文奨学金の2種類があり、特に後者は「台湾で中国語を勉強してみたい」をという方にとって非常にありがたい奨学金です。在学期間に応じて3か月~1年間もの間、毎月25,000元が給付されるのです。

しかしながら、2021年度から応募できる方の条件に

2021 年 9 月(秋学期)以前に台湾において就労、留学、ワーキングホリデー、もしくは家族滞在ビザ等で居留したことがある者は華語文奨学金に応募不可

台北駐日経済文化弁事処のHPより引用

という、それまでは無かった条件が追加されてしまいました。個人的な勝手な推測ですが、あくまでもワーホリビザは「休暇とその生活費を補足するためのアルバイト」のためのビザであり、語学学習を目的としたワーホリビザの流用を阻止するためではないかと思います。

実際のところ、純粋に休暇を主目的としてワーホリビザで入国される方は少ないと思いますし、今回の対応は少し厳しい気もします。何より、2021年9月以前の全期間に遡って募集対象から外すというのは、例えばワーホリで台湾に魅力を感じ、再度中国語を勉強したいと思っていた方からするととても冷たい対応に感じます。

台湾で長期的な就職を目指す人は今後どうするべき?

これから台湾で就職し、長期的(1年以上)に生活していきたいと考えていた人はどうすればいいでしょうか?

まず、まだワーホリビザを取得していない場合は、日本で台湾での就職先をで見つけ、就労ビザを取得する、もしくは台湾人の方と結婚を予定している場合は、先に日本で手続きを済ませ、配偶者ビザで来台したほうが良いでしょう。台湾と日本の国際結婚では台湾だけでなく、日本でも婚姻届けの提出が必要となりますのでご注意ください。

すでにワーホリビザを日本で取得して台湾への渡航準備中だったけれど、就労ビザを改めて取得し、就労ビザで入国したい方はまず日本の台北経済文化代表処にてワーホリビザの取り消し手続きを行い、そのあとに就労ビザの申請をしましょう(ビザは入国目的を明確にするためのものであるため、異なる種類のビザを同時に持つことはできません。)

現在台湾でワーホリビザを所持して生活しているけど就労ビザに切り替えたい、という方は、やはり一度日本に帰国しワーホリビザの取り消し、就労ビザを取得した上で再入国する必要があるみたいです。コロナ以前は台湾の会社が手続きし、労働局で発行される労働許可書さえあれば、とりあえずそれを携帯したうえでノービザにて入国、台湾現地で就労ビザ取得もできたようですが、現在は入国するためにはすべての外国人に対して「特別入国許可」を出していることから、日本国内にて就労ビザを取ってからでないと渡航できないでしょう。

まとめ

ということで、今回はコロナ禍で日本と台湾を簡単には行き来できない今だからこそ、本当にワーホリビザで入国するべきかどうか?ということについて考えてみました。

ワーホリビザの魅力は何といってもその自由度の高さです。1年間の時間を利用して勉強するもよし、アルバイトするもよし、台湾全土を回るもよし、時間の使い道は本当に千差万別です。

その一方、何でも融通が利くと思ってワーホリビザで入国すると、私みたいに語学学校が終わっていざ働きたいけど就労ビザが取れない!という状況に陥る可能性もあります。

幸い、私はアルバイトとしてですがとても興味のある会社で働かせていただくことができたので、まずは残りの半年間をアルバイトとして働き、ビザの期限が切れる前に別な方法が無いかと模索しています。

みなさんが自分の夢や目標に応じて一番ベストな方法で台湾で生活できることを願っております。

apu

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